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カマタマーレ讃岐 代表取締役社長 池内秀樹

カマタマーレ讃岐は、クラブにかかわるたくさんの人たちの「香川県にJリーグクラブを」という強い想いと、香川県民のみなさんのたくさんの応援のおかげで、2013シーズン末の入替戦を勝ち抜き、J2昇格を果たしました。
「J2昇格」は、カマタマーレ讃岐をずっと応援してきてくれた人たちにとって歓喜の瞬間だったと思います。また香川県の人たちにも夢と希望を届ける出来事だったのではないでしょうか。
私たちは、カマタマーレ讃岐を応援してくださる人たちと一緒にもう一度歓喜を味わい、また香川県の人たちに夢と希望を届けるために、「J2昇格」を果たしたいと考えています。
「J2昇格」は、ただ夢見るだけで叶うものでなく、J3のライバルチームとの厳しい戦いを勝ち抜いた結果として手に入るものです。
そのためには、なにより「チーム強化」が必要であり、私が考える「チーム強化」とは、選手は毎日の練習に真剣に取り組み、そしてクラブは選手が練習に集中し、毎日の努力が無駄なく積上げできる環境を整えることだと思っています。
そのために必要なものは、毎日決まった場所で、ケガの心配が少ない天然芝で練習できる環境です。
カマタマーレ讃岐は、2021年12月、三豊市と「宝山湖ボールパーク夢いっぱいプロジェクト」の協定を締結しました。
三豊市が天然芝グラウンドを整備し、カマタマーレ讃岐がJ1クラブライセンス仕様のクラブハウスを建設します。これにより、トップチームの練習環境は飛躍的に改善します。これは毎日の練習の質がよくなるだけでなく、選手の獲得においても大きなプラスになります。
宝山湖には、天然芝グラウンド2面と人工芝グラウンド1面、さらにサッカーコート1面がとれる多目的広場が整備されます。そこではカマタマーレ讃岐のトップチームが練習する横で、香川県のこどもたちや大人のサッカー大会が行われます。
このような環境は、カマタマーレ讃岐を応援してくださる人たちが練習見学に訪れるだけでなく、サッカーを愛する人たちにカマタマーレ讃岐の選手ことを知ってもらえる場所になります。たくさんの人たちに見られ、関心をもってもらうことは、選手にとって大きな力になります。また、クラブにとっても試合を観に来てもらうきっかけづくりの場所になります。
カマタマーレ讃岐は、このような考えで宝山湖にクラブハウスを建設します。そしてそこでの活動の成果として「J2昇格」をめざします。「J2昇格」はかつていた場所です。その先に、今まで経験したことのない「J1」で安定的に戦うクラブになるためにも、クラブハウスは絶対に必要な施設です。
カマタマーレ讃岐を応援くださる人たちと一緒にいままで経験したことのない歓喜を味わうために、また香川県の人たちに一層大きな夢と希望を届けるために、クラブハウスの建設にご支援とご協力をお願いします。

カマタマーレ讃岐 強化兼 地域連携リーダー 竹内 彬

カマタマーレ讃岐をいつも応援していただき、ありがとうございます。
現在、カマタマーレ讃岐は専用練習場がありません。好きなサッカーをさせていただけるだけで感謝の毎日でした。ただ、選手として数クラブでプレーさせていただきましたが、専用練習場やクラブハウスのないチームは初めてでした。練習場を転々としており、シャワー環境が整っていない場所もあります。選手は屋外の水道で体を洗ったりアイスバスに入ったりしています。クラブとしてこうした問題を解決すべく、宝山湖ボールパークで練習場環境の整備をするプロジェクトを進めています。
宝山湖ボールパークは、こどもたちの夢を応援する場所にもなります。宝山湖に来れば、プロの毎日の練習を間近で見ることができます。その横で香川県の子どもたちのサッカー大会や各種イベントも開催できます。クラブハウスがあれば、真夏の熱中症対策、真冬であっても快適にイベントが行えます。
トップチームの活動においても日々質の高い練習ができ、またクラブとして選手獲得に大きなメリットがあります。環境整備のためクラブと共に、選手たちも努力します。選手は試合で勝利し、多くの方に勇気や元気を与えられる存在になれるように日々、努力を重ねてまいります。カマタマーレ讃岐が強くなり、将来の香川県の子どもたちがカマタマーレ讃岐でプレーすることを夢見て、憧れられるように頑張ります。
皆様のご協力やご支援がカマタマーレ讃岐や香川県のスポーツ、香川県の未来に繋がります。どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。